9月8日(火)から17日(木)までの10日間、ソニーストア福岡天神 1階 Creative Base で開いた写真展「福岡の伝統写真展 vol.1 茶の湯」が閉幕しました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。撮影と構成は、共同代表で写真家・香司の柴垣道宏です。
茶室で撮った約45点
撮影は2026年7月と8月。この時期の茶室では「風炉(ふろ)」が使われていました。点前、道具、庭、花、手元。茶室のなかで動いているものを、それぞれの距離で写しています。茶室は季節ごとに掛物や花、道具、着物が替わるので、今回の写真は夏の茶室の記録でもあります。すべての写真に柴垣が短い文章を添えて、読みながら歩ける展示にしました。
トークショー「なぜ、いま茶を学ぶのか」
9月13日(日)は、茶道歴45年の前原景子先生(表流 茶道教室 後幸軒 主)をお招きして、トークショーを開きました。聞き手の柴垣は、茶道を習っていません。香道で使う香が茶道でも使われていることから茶の湯をたどりはじめ、縁あって茶室で撮影させていただきました。そこで、習っている人が語るのではなく、習っていない人間が問う形にして、「湯が沸くのを1時間待つ時間は、効率が求められる時代に何のためにあるのか」という一点に絞ってお話を伺いました。
事前予約の15席は会期前に埋まり、10席を増やして開催しました。立ち見や途中からの参加もあり、終わったあとは椅子席でお茶を一服していただきました。
vol.2 以降について
このシリーズは、福岡と日本の伝統のなかで、まだあまり知られていないことをカメラで伝える試みです。次回からは福岡の伝統工芸を取り上げる予定です。題材や時期は決まり次第お知らせします。
