福岡県朝倉市の「朝倉オートキャンプ場」の開業にあたり、キャンプ女子株式会社が区画の設計提案から料金の設定、開業時の公式サイト制作、SNSでのプロモーション、そしてオープニングイベントの企画運営までを担当しました。発注は朝倉市 水のまちづくり課、運営は公益財団法人あまぎ水の文化村です。
担当したこと
区画の設計提案と料金設定
どのくらいの広さの区画を、どこに、いくつ置くか。そして一泊いくらで貸すか。この2つは、開業してから変えるのが最も難しい部分です。キャンプ場の収益は「区画数 × 稼働率 × 単価」でほぼ決まるため、ここを外すと後からいくら集客しても追いつきません。
周辺の施設がいくらで貸しているか、どんな客層が来ているかを調べたうえで、朝倉の立地と地形に合う区画割りと価格帯をご提案しました。
開業時の公式サイト制作
オープンの告知と予約導線を担う公式サイトを制作しました。開業時点のサイトを弊社が担当し、その後の運用は施設側へお渡ししています。
リーフレットの制作
現地と観光案内所で配るリーフレットをデザインし、印刷用のPDFと編集可能なデータの両方を納品しました。料金や施設の内容が変わったときに、施設側で差し替えられるようにするためです。デザイン会社に依頼し直さなくても更新できる状態でお渡ししています。
SNS運用ガイドラインの作成
アカウントを作って終わりにせず、施設の職員の方が自分たちで運用を続けられるように、指針を文書にまとめてお渡ししました。目標とする数値、何を投稿するか、どういう投稿は避けるか、そして万一の炎上時にどう対応するかまでを含んでいます。
オープニングイベント「ASAKURA CAMP FES」の企画運営
2024年8月3日、開業を告知するイベントを開催しました。午前9時からのオープニング式典と、10時から16時までの一般向けイベントの二部構成です。
式典の進行台本の作成、来賓の名簿管理、司会者の手配、音響の手配、飲食出店者の調整、会場ののぼり制作まで担当しました。真夏の開催だったため、出店者と来場者の熱中症対策も含めて設計しています。
終了後は実施報告書と記録写真をまとめ、朝倉市と運営団体へ提出しました。
この案件でやったことの本質
自治体のキャンプ場整備でよくあるのは、施設は立派にできたのに、開業後の集客と運用が現場任せになってしまうことです。予算は工事に付いていても、告知と運用の設計には付いていないことが多いためです。
朝倉の案件では、区画と料金という開業前にしか決められないことと、サイト・リーフレット・SNSという開業後に効き続けるものを、ひとつながりで設計しました。加えて、SNSのガイドラインとリーフレットの編集データをお渡しすることで、弊社が離れた後も施設側で回せる状態にしています。
案件の概要
| 施設名 | 朝倉オートキャンプ場(福岡県朝倉市) |
|---|---|
| 発注 | 朝倉市 水のまちづくり課 |
| 運営 | 公益財団法人 あまぎ水の文化村 |
| 担当範囲 | 区画の設計提案、料金設定、開業時の公式サイト制作、リーフレット制作、SNSプロモーションと運用ガイドライン、オープニングイベントの企画運営 |
| オープニングイベント | ASAKURA CAMP FES(2024年8月3日) |
| 実施年度 | 令和6年度 |
キャンプ場の立ち上げをご検討の自治体の方へ
私たちは自分たちでもキャンプ場のプロデュースを手がけ、アウトドアのコミュニティを運営しています。図面を引くだけでも、広告を打つだけでもなく、開業してから人が来て、その後も現場が回る状態までを一緒に設計します。
山口県下関市の「火の山山麓キャンプフィールド」でも、区画の設計から公式サイト、ロゴまでを担当し、2026年9月19日に開業しました。
構想の段階でも、サウンディング型市場調査の前でも構いません。キャンプ場のプロデュースについてもあわせてご覧ください。
